堕ちていく…2


走がおかしい。
今日、あいつはアニマニウムにいた。
無防備に寝っころがってた。
キスしようとしたら、かわされた。
抱きしめたら、引き剥がされた。
だから、夜、あんな事を言われるなど、まったくの予想外だった。


「岳…抱いてくれる?」


いったい、なにがどうしたんだ走!
なんで、そう素直に甘えてくるんだ?!
…なんて、疑問は感じたが、俺がそのありがたい申し出を断るわけがなかった。



走は俺のベッドで、座っている。パジャマ代わりの甚平を着て。
「えっと…あ、おれ、自分で脱いだほうがいい?」
俺が、ローションを探していると、間がもたないのか、走はおずおずと尋ねてきた。
おいおい…
確かに、ベッドで裸の走がお迎え…ってのも、いいんだが、服というのは脱がすためにあるものだ!
「いいから、ちょっと待ってろ」
「う、うん…」
とはいうものの、なかなかローションが見つからない。
たしか、買っておいたと思ったんだけどな。
「あの…岳、さっきから何探してるの?」
「ローション」
「っ!!」
俺の即答に、真っ赤になる走。
うわ、かわいい。
「でも見つからなくてな…」
「が、岳、いいよ、ローションいらないから…」
「は?痛いぜ?」
「だいじょうぶ。もう慣れたし」
ひょっとして走、我慢できないのか?
たまってんのか?
「わかった。後悔するなよ」
俺はとにかく、走をベッドに押し倒した。



「んっ…」
走は、胸を弄られるのが好きらしい。
つまんだり、撫でたり、吸ったり、舐めたり…俺が動くたびに、走は敏感に反応する。
そして、確実に高ぶっていく下半身。
「んぁっ…はっ…」
「かわいい、走」
「う…ん、ね、岳…ここを……して」
そう言って、自分自身を握る走。
ほんと、今日はやけに甘えてくる。
俺は布団にもぐり、走の手を解き、そしてそこに愛撫を施す。
舌で先端を刺激して、口を上下に動かす。
体液をあおる様に…
「あっ…んんっ…ぁあっ!!」
早い。
すでに起ちあがりきっていたそこは、俺の口の中に、欲望をぶちまけた。



「うっ…げほっごほっ」
まさかこんなに早くくるとは予想してなかったので、俺は勢いよく精液にのどを突かれた。
ほとんど飲みほしてしまった。
「だ、だいじょうぶ?ごめん、予告すればよかったね…」
俺の背中をさすりながら、走は涙ぐんだ目で謝りつづける。
「ほんと、ごめんね。ごめんね」
「い、いいって…大丈夫」
俺は笑って見せるが、走は眉をひそめたまま。
そして、
「岳、寝て。今度はおれがするから」
俺の下半身に手を伸ばしてきた。
「うわっ、いいって!」
「よくない。岳も気持ちよくしてあげる」
そう言って、俺自身を手でしごき始める。
「いいって言ってんだろ。それより、もっと気持ちいいことしよーぜ」
「うー…わかったよ」
走は納得したのか、再び仰向けに寝た。
ふぅ。あぶねー。
走に奉仕されてあんあん言うのなんて、かっこ悪いったらありゃしねー。柄じゃねーしな。
やっぱ、俺が攻めないと。
「走、足ひろげて、膝立てろ」
「うん…」
走は素直に体を開く。
現れるのは、ひくついた蕾。
走の体液で少し濡れているが、まずは慣らさないとな。
俺は舌を濡らして、そこに這わせた。
「あんっ…」
艶っぽい声を出して、走は震える。
超絶可愛いぜ、走。
俺は舌を固くして、蕾に押し込んでやる。
「いっ…ゃんっ…」
こわばる走の体。早くも起ちあがる走。
もうべたべたの蕾から、俺は口を離し、代わりに指を射れる。
すると、最初の抵抗はあったものの、走は、易々と指一本呑み込んでしまった。
指を二本に増やしてみても、同じ結果に。
これは、いける。
「走、もう射れるけど、いいよな?」
「んっ…うんっ…」
走は熱く乱れながらも、しっかりと肯定した。
俺は、さっき走に触れられたモノを、そっとあてがい、そして…
「あぁぁぁぁぁっ!!」
ゆっくりと、挿入していく。
それに呼応して、走は快楽の叫びをあげる。
しかし、あっという間に、走は俺をすべて受け入れた。
「ん…あぁ…」
「かける…、うごくぞ」
「うっ…あっああぁっ!」
一回目は、こんなかんじだった。



「岳…」
「なんだ?」
聞いてみるが、走は相変わらず寝息を立てているので、寝言だと気づく。
三回目で、走はさすがにダウンした。俺の腕の中で気持ちよさそうに眠っている。
しかし…本当に、何があったんだ…
まぁ、いずれ、話してくるかな。
とりあえず、俺も…



俺は、走の暖かい体温を感じながら、眠った。
                               おわり





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黄赤ですvv本命ですvv
かけるん(←レッドのことね)は超絶的に受け可愛いし、岳さま(←イエローのこ とね)は超絶的に攻めかっこいいですvv
今回、なんか無理やりヤらせてる…とゆー感じですが、許してねっ♪エロ好きなの に下手だから…
 
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