black out 最近、本編の岳さまが壊れ気味です。
「アンビリーバボー!」とか「デンジャラス&ストレンジ!」とか言ってます。私は泣けてきます。
「ふぁっ…岳、なんか…あっ…」
おれは今、うつぶせに寝かされている。
岳はおれの上に重なって、手探りでおれを愛撫してる。
そう。今は、いわゆるゼンギというやつ。
岳は、いきなり挿れたいらしいんだけど、それはいくらなんでも無理だから。
だから、いつもこうやって、快感っていう最高の麻酔をかけてもらってる。
でも、ちょっと今日は趣向が違う。
うしろから、胸とか前を弄られてる。
岳曰く、「いつも同じじゃつまらない」…ということらしい。
いつもと同じでも十分気持ちいいのに…
「どーだ?いつものと、どっちがいい?」
「はぁっ…」
岳がしゃべると、首筋に岳の暖かい息がかかって、それにも感じてしまう。
「走…?」
「んっ……ど、どっちも!」
おれの答えに、岳はくすくす笑ってる。
うわっ、余裕…
なんだよ。おればっかり乱れてるじゃないか。
ずるいよ岳。
「岳…も、愛撫したげるっ…」
おれは申し出るけど、岳はすぐ断る。
「ばーか。おれのは、なーんもしなくても準備オッケーなんだよ」
ほら、断った。
もぉっ!だからずるいんだよ。
「ぃっ…あぁ…!」
きゅっと握りこまれて、おれは声をあげる。
自分じゃどーにもならないんだけど、やっぱり恥ずかしいよっ。
だって自分でも、こうされてるおれは女みたいだ…って思う。
聞くのも耐えられないような甘い声を、おれが出してるなんて信じられない。
おれは、岳に調教されて、おかしくなってきてる。
自覚は十分あるんだ。
それでも…
「あっ…」
愛撫の手が止まると、名残惜しい。
「そろそろ…いいよな」
そう呟いて岳は、その最高にエッチな指を、おれの秘部へとのばす。
「んぁっ…」
そこに触れられただけで、電気が背中を駆け上がる。
「あ…はぁ……」
指を押し込まれると、圧迫感に息が漏れる。
「やぁっ……!!」
増やされて、ひろげられて、それでも痛くない。生まれるのは快感だけなんて、やっぱりおれはおかしい。
でも…わかってても…
この幸せを、手放せない。
「っ…!」
引き抜かれて、おれは身構える。
くる。
体に力を入れたら、痛いのは知ってる。
でも、緊張してしまう。
そんなおれの背中に、岳は優しくキスを落とす。
そのあたたかさに、力がすぅっと抜けていく。
岳はおれの体のこと、おれよりも詳しい。
どうすればおれの力が抜けるか、どうすればおれが感じるか…全部知ってる。
緊張の解けたおれに、岳の先端が宛がわれて…
「いいな?」
確認に、おれはうなずいた。
後ろからの挿入は初めて。
いつもとは違うところに、痛みがはしる。
でも、でもでもっ…
「あぁっ……が…くぅっ……」
気持ちよすぎて、ダメ。
頭に火花が散って、そのまま…
「おいおい、まだ全部入ってねーんだぞ?なに気ぃ失ってんだ」
岳の声が聞こえるけど…
おれは反応すらできなくて、意識を完全に闇に落とした。
おわり
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全然「孤高の荒鷲」じゃありませんよねー?それでも、私は岳さまが好きですvえへっ♪
せめて、私のくそ短いSSの中では、かっこいい攻めであり続けてほしいなぁ…
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